豊かな自然で五感を磨き、立山町を楽しむ!

立山町 富山県 移住 家族 移住生活

◆プロフィールを教えて下さい

新潟県出身。
妻と0歳の娘の3人暮らしで立山町に暮らしています。

◆移住のきっかけは何でしょうか

東京都で働いていましたが、リモートワークになったことや、生活スタイルが変わり、以前ほど都内に出かけなくなったことで都心に住むメリットが薄くなり、環境の良い地方都市に移住したいと考え富山に移住しました。
2019年の秋に富山市へ移住し、その後2021年立山町に引越、2023年に町内に中古住宅を購入して現在に至ります。

◆移住に際してはどんな準備をされましたか

私の場合、一度富山市に移住したことで、その後富山県内に定住するかを見極め、定住先の場所をじっくり探すことができました。
まずは一度住んでみて自分に環境や生活スタイルがあっているか確認されると良いと思います。
また、事前にハザードマップなどで災害リスクを考慮して住む場所を選びました。

◆現在、お仕事はどんなことをされていますか

デザインコンサルティング会社でデザイナーをやっています。
基本的にリモートワークなので自宅で働いています。

◆移住前と今の暮らしで、大きく変わったことは

変な話ですが、外に出たときに嫌なニオイがしないことです。
都心はどうしても人が多いため、飲食店・車の排気ガス・下水・よくわからないけどなんとなくクサい…などがあまり嬉しくないニオイに溢れていますが、移住後は本当に嫌なニオイがほとんどしないです。むしろ四季折々の草花の香りなどが感じられ、それだけで感動できます。

また都心に暮らしていたときは深夜でも、気が向いたら頻繁に食べたり飲みに出歩いていたのですが、お店の営業時間や、移動距離などもあり、夜中に出歩くことはほとんどなくなりました。
私の場合は、それをあまり不便とは感じずに、逆に健康的になったと感じています。
また、場所によっては人気の居酒屋もあるため、どうしても飲みに出歩きたいという方は、そういった立地も考慮されたら良いと思います。

◆立山町の魅力とは

立山町に来てから子供を授かったので、都心と比較することはできないのですが、行政サービスを受ける際に、待たされることが少ないと感じています。
例えば我が家には赤ちゃんの体重計がないため、保健センターの体重計を電話で予約して利用させていただいているのですが、毎回とてもスムーズに使わせていただいています。
その際は、広い空間でのびのびと体重や身長を測ってもらい、助産師さんにちょっとした相談などもさせてもらっています。

町内には広い公園もあり、ドラッグストアも多いため離乳食やオムツの補充も容易です。また少し車を走らせれば富山市や滑川市にアクセスできるため、子供用の服やおもちゃなども不便なく購入できます。
また、立山町には高速道路のインターもあるため、ちょっとした遠出の際も便利です。

そして、とにかく美しい立山連峰の風景のなかでのびのびと育児できるというのは、プライスレスな魅力だと思っています。

◆利用した移住支援制度はありますか?または別の助成金などあれば教えて下さい。

「立山町若年世帯新生活支援事業行政ポイント付与」
立山町内のお店で使える「たてぽポイント」が最大30万円分もらえる支援制度です。
灯油代や飲食代、食材や日用品の購入などに使えるので大変助かりました。
(本当は現金の補助がある支援制度を申請できると大変ありがたかったのですが、住宅取得の手続きに時間がかかったためと、県外からの移住5年以内という条件から外れてしまいました…
ただ、ポイントも大変ありがたかったです。)

◆同世代にお勧めする立山暮らしの楽しみは?

ぜひ、豊かな自然で五感を磨き、楽しんでいただきたいです!

立山連峰は本当に美しく、朝日を背後に浴び輝く稜線、日本海に沈む夕日で朱色に染まる峰、雪化粧で冬の訪れを知り、その雪が溶け荒々しい山肌を見れば夏の到来が感じられます。
日常のちょっとした瞬間に、立山連峰の美しさに胸を打たれるのは、とても贅沢な暮らしだと思っています。

また町内には立山放牧牛を楽しめるお肉屋さんやレストランもあり、また海も近いため美味しい魚介も楽しめるお寿司屋さんもあります。

五感をフル活用して立山を満喫するのがおすすめです。

◆移住を考えている方にメッセージをお願いします

地方移住と聞くと、地元住民の方との人間関係を心配される方も多いかと思います。
私の場合は家を持つのが初めてだったので、周囲の方とうまくやっていけるか少し心配でしたが、幸いご近所さんや町内の皆さんはとても親切な方ばかりで安心しました。
自分自身でも、可能な範囲で地域活動に参加し挨拶して、顔を覚えていただくようにするなど、地域に溶け込む意識や姿勢があれば、それほど心配することではないと思います。